【経験者が紹介】終わった人も大切!矯正女子が取り入れたい美容ケア

歯列矯正は、単純に噛み合わせを直すための人もいますが、「歯並びを揃えてより美しくなりたい」と、美容目的に始める人も多いはず。今回は、そんな人にこそ知ってもらいたい、治療中&治療後に配慮したい意外な美容の悩みと、矯正を経験した筆者の実体験に基づいた対策をご紹介します。

 

矯正「中」に気になるトラブルとその対策

とくに口内に器具を装着して治療している人は、器具の当たり具合で口内が荒れてしまったり、違和感からストレスが溜まりがち。また、器具を装着する前に比べて食事バランスがどうしても偏ってしまうため、肌トラブルが増えてしまうことがあります。そんな中、筆者はトラブルにあらがうため、以下の対策をしていました。

①粉上、もしくは”日本製”のサプリを飲む

 

サプリを飲むシーン

れは普段から取り入れてる人も多いと思います。私も肌がもともと弱いこともあって、普段から毎日数種類のサプリメントを摂取。しかし歯列矯正を始めてからは、その「形状」を意識して選ぶようになりました。あれば粉状、なければなるべく小さな錠剤を選ぶようにしていました。理由はもちろん、飲みやすいから!

 

粉薬の場合は、飲み方を失敗すると口内のあちこちに粉が残るので、後味が悪いことがあるのがちょっと難点。錠剤を飲む際は、なるべく粒が小さいものをチョイス。もともと筆者は生粋のiHerb(海外のサプリを購入できる通販)信者でしたが、海外の錠剤サプリは1粒が大きい! どうしても飲みやすいサプリが見つからないものについては、ピルカッターで錠剤をカットして服用していました。

 

ピルカッター

錠剤を小さくカットしてくれるピルカッター

 

②リップケアは”指で塗る”ワセリンで

 

ワセリンを塗る

 

矯正器具を着けていると、口紅やグロスの使用を控える人が多いと思います。なぜなら歯や器具に色が付くから! そしてうまく口が閉じれなかったり栄養不足になったりする成果、唇が乾燥しがちに。そんなときに筆者が使っていたのは、指で塗るタイプのワセリンです。

 

ふだんはスティックタイプのリップを愛用していたのですが、少し唇に当たる感じが固めなのと、押し付けて塗るため、表側矯正の場合は少し痛い&塗りにくいことが。指で塗るタイプならもともと指ですくえるくらい柔らかい形状なので、さっと指で撫でるだけで唇に塗布できるのがありがたかったです。

 

③口内炎は”矯正用ワックス”で予防する

矯正用ワックス

治療中はストレスや栄養不足で口内炎を発症しやすくなりますが、器具の状態によっては、あたりどころが悪くて口内炎ができてしまうことも。筆者は通っていた歯列矯正の歯科医院から、「矯正用ワックス」という、粘土のようなアイテムをもらっていました。毎月の調整(歯の動きを見て、ワイヤーを絞めたりする日)の後はいつも口内に違和感を覚えるので、「ここやばそう」と思うパーツの上にこのワックスを付けて、口内の粘膜を傷つけないように保護していました。密着性は決して高くないので、何度か付け直すこともありましたが、おかげで口内炎に悩まされたことはあまりありません!

 

矯正「後」に気になるトラブルとその対策

口内の違和感から解放されてストレスフリーになったあとも、じつはちょっと気を付けたいことがあるんです。

①フェイスライン&頬のケアを初めて

 

頬が痩ける

 

筆者の場合、矯正前に比べてフェイスラインとほっぺがスッキリしたんです。噛み合わせが整って口周りの筋肉を正しく使えるようになったからか、左右のフェイスラインが対象になったのと、エラが目立たなくなりました。筆者はもともと丸顔だったので完全にラッキーな変化だったのですが、もともとすっきりした顔立ちの人が歯列矯正をすると、少しげっそりした印象になる可能性もあるかも。また、頬にななめの線が入りました。これも人によってはやつれた印象になるかもしれません。

 

ということで、人によっては顔をふっくらさせるためのケアアイテムを導入するといいでしょう。少しでもハリが出れば、気になるフェイスラインもケアできるかもしれません。ちなみに筆者は、治療終了直後はげっそりしてしまったのですが、開放感から暴飲暴食に走ったので、きっちり太って即悩みが解消されました(涙)。

 

②歯茎が下がる&痩せることによる”ブラックトライアングル”に要注意

 

ブラックトライアングル

 

人によっては、歯を動かしたことによって歯茎が痩せ、歯間と歯茎の間に「ブラックトライアングル」という隙間ができることも。本来歯の根元・見えるはずのない部分が露出してしまっていることもあって、とくにケアが必要な部分だそうです。ですから矯正を終えたあとも、引き続き歯磨きは念入りに行い、定期的にフッ素加工をしてもらうなど、歯医者さんに相談できるといいでしょう。

 

いかがでしたか?

歯列矯正って、じつは「終わった後」もケアが必要。これから歯列矯正を検討している人は、歯並びだけでなく、治療を行ったときに、そして治療後はどんな支障があるか、という点も考えながら進められると安心ですね。

投稿者プロフィール

maharu.s
ライター・編集者。長年ペット関連の編集をする傍ら、女性ファッション誌『BAILA』で執筆した歯列矯正のブログが話題に。歯列矯正をして以来、美容やグルメにも目がない。

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