歯列矯正を開始するにあたり、気になることがあります。
それは「抜歯」についてです。
自分は抜歯が必要なのか、それとも必要ではないのか、果たしてどの様なカウンセリング結果になるのか、ドキドキすることでしょう。
矯正のカウンセリングを受け、担当の先生から「抜歯をした方が良いでしょう。」と言われた方は、「抜歯って、やっぱり痛いのかな。」など不安な気持ちになると思います。
不安な気持ちから、もしかすると、ここで歯列矯正自体を断念する方もいるかもしれません。
しかし、綺麗な歯並びを手に入れるには「抜歯」は必要なことと理解し、抜歯有矯正をすることを決意した方は、次に以下のことが気になるでしょう。
抜歯のタイミングっていつ?
今回は、気になる抜歯の時期やタイミングについて、現在矯正中の30代矯正女子anの体験談を交えながらお話ししていきたいと思います。
歯列矯正|抜歯の時期について
私自身、歯列矯正を始める前から、気になっていたのは、やはり「抜歯」のことでした。
歯を抜かずに矯正しているという方もいますが、私の場合は、自分で歯並びを見る限り、歯が綺麗に並ぶスペースも見当たらない為、自分自身でもこれはきっと「抜歯が必要だ」と言われるに違いないと考えていました。
体験談|抜歯の有無
「抜歯」のことが気になってはいましたが、歯列矯正を決意し、矯正前カウンセリングを受けにいきました。
結果は、やはり「抜歯が必要」とのこと。
ちなみに、矯正を開始する前の歯並びはこちらです。

ご覧の通り、八重歯があり、なぜが前歯1本が斜め前に出っ張っています。いわゆるガタガタな歯並びというやつですね。
私の歯並びを綺麗にするには、この八重歯と前歯を奥に下げ、本来の場所に戻してあげることで綺麗な歯並びになるとのこと。
その為には、左右上下4本の抜歯が必要になるということでした。
正直な気持ち、多分抜歯をすることになるだろうと自分自身でも想像していたので、歯科医院の先生に話を聞く際には、すんなり受け入れることができていました。
体験談|抜歯の時期
さて、抜歯有り矯正に挑むことになった私ですが、次に気になるのが、抜歯の時期についてです。
歯列矯正を開始する際、まずは最初に抜歯をするのだろうと意気込んでいましたが、私の場合、最初に上顎のブラケットが装着されました。
あれ?と一瞬思いましたが、「そうかそうかブラケットを付けて抜歯をする作戦なのだな」と理解し、歯列矯正生活がスタート!
まずは1ヶ月、ブラケットに慣れる時期なのかと思っていました。2回目の受診の際に、「きっと抜歯宣告を受けるぞー!」と意気込んでいきましたが、調整のみで、先生からは抜歯の「ば」の字も出てきません。
思わず、先生に「あのぅ、私っていつ抜歯するんですか?」と聞くと、
「ある程度並んでからだね〜!並んだら、抜歯してもらう様に紹介状を書くからね〜。」とのこと。(※私が通っている歯科医院は矯正専門の歯科医院です。)
歯並びの具合にもよる様ですが、私の場合、ブラケットを装着して2〜3ヶ月様子を見て、歯がある程度並んでから抜歯を行い、一気に後ろに下げるとのことでした。
アンケート結果|みんなの抜歯の時期は?
抜歯の時期やタイミングについては、『ブラケット⇨歯が少し並んで⇨抜歯』というパターンと、『抜歯⇨歯列矯正スタート』というパターンが存在する様です。
私自身、抜歯の時期について、すごく気になっていたので、大人になって歯列矯正をしている188人の方に、「抜歯したタイミングはいつでしたか?」というアンケートを取ってみました。
集計結果はコチラ。
アンケートに回答して頂いた方の方のうち、133人の方が歯列矯正開始前に抜歯をされており、うち54人の方が、私と同じ様に歯列矯正治療途中に抜歯をしたという結果になりました。
アンケートの結果から「歯列矯正を始める前に抜歯」と言うのが、一般的な抜歯のタイミングになるのかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
通院する歯科医院の方針や、その方の矯正を始める前の歯の並び方によっても、抜歯の時期は異なってきます。
歯列矯正を始めるにあたって、みなさん気になる「抜歯事情」。
これから歯列矯正を考えカウンセリング受ける方は、この結果を参考に、ご自身の歯並びは抜歯が必要なのか、必要ではないのか、そして抜歯の時期はいつになるのかを、歯科院の先生に尋ねてみてはいかがでしょうか。
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