アラサー女子が,貴重な“黄金期”を捧げた「大人の歯列矯正」

「婚期を逃したくない人ほどやるべき!」そう断言する筆者も、27歳からの4年間、歯列矯正に捧げたアラサー女の1人。記事では実際筆者が矯正に費やした「費用」「時間」を含め、写真を交えながら経験談をご紹介します。

 

「歯並びに対する異性の視線」で一念発起した27歳

 

みなさん初めまして。歯列矯正ライターの菅原といいます。本サイトに足を運ぶ多くの方は、きっと自分の歯並びに悩んでいる人かと思いますが、私もその1人でした。

矯正前の女性
20代前半の写真。典型的な「出っ歯」でした

歯列矯正をしたのは27歳からの約4年間。それまでも何度か矯正を始めようと思いましたが、費用や見た目が気になり手を出せず……。なのになぜこの歳になって歯列矯正を始めようと思ったか、それはある合コンで男性に言われた、本当に些細な一言でした。

 

「歯並びさえ、良ければね」

 

これ、原文ママです。きっかけって、ホントにちょっとしたことなんですね。写真のとおり、正直歯並びが悪いといっても、前歯が出ている程度だったので、「矯正するほどでも」と思っていた部分もあります。実際、普段仲よくしている友人からはとくに指摘されてこず、人から見たら些細なことだろうと思ってきました。そしたら突然、初対面の人に指摘されてしまったのです。しかも男性(イケメン)に。身内から言われるより効きましたね……。「失礼!」という怒り以上に、恥ずかしさがこみ上げました……。これはもう、やるしかないですよ。

そうしてやっと重い腰を上げ、120万という、しがないOLにはなかなかイタイ出費をはたいていざ矯正を開始した、というわけです。 

初めて見たら、案外気にならない! 早くやればよかった‼

 

歯列矯正経過写真
矯正中は、毎月状態を撮影。変化がわかるから、毎月チェックの日が楽しみでした

 

やっと歯医者へ足を運ぶも、すぐに器具を装着! とはいけませんでした。親知らずを抜いたり虫歯を完全治療したり……口内環境を整えるところからスタート。なんだかんだ、器具を着けるまで半年くらいかった気がします。

 

装着後は、毎月器具を調整する(ワイヤーを太くしたりして、歯を動かす)のに通院。一番ネックだった見た目ですが、1年くらいでだいたいきれいな歯並びになりました。とくに私は「ハーフリンガル(上の歯は裏側矯正)」だったので、まったく人の目は気にならなかったです。

 

じゃあ残りの時間は何をしていたかというと、噛み合わせの微調整。とくに奥歯はなかなか動きにくいこともあり、とても苦戦しました。でもそんなのどうでもいい! 見た目はきれいなんだから! という感じで過ごしていたので、トータル4年といってもすごくあっという間に感じたのを覚えています。でもだからこそ、「こんなに“チョロい”なら、もっと早くやっておけばよかった!」と何度思ったことか……!

 

大事な4年は“捨てた”けど、得たもののほうが多かった

歯列矯正後の女性
前歯が引っ込むだけで、人生変わった!(全然大げさじゃないです、ホント)

こうして念願の歯並びをゲットした私ですが、気付けば30を超え……。でも無事結婚もでき、こうして歯に関する興味からライターも開始。周りから、そして初対面の男性からも「歯、きれいだよね」と褒められるまでになりました(合コンのあの人にももう一度会ってドヤりたいくらい)! 自信がなかったパーツが整ったことで美意識にも目覚め、今はとある女性誌にときどき紹介していただくことも。……歯って、本当に大事なパーツだったと、しみじみ感じています。

 

ということで、悩んでいる皆さん! 私個人の意見ですが、歯列矯正は「悩んでいる時間があるなら、とりあえず歯医者に相談すべき」です。とはいえ、歯医者に行くのに覚悟がいるのは、経験した私も知っています。ですからそんな皆さんの悩みを軽くしたり、矯正を始める後押しができるような情報を、これからちょっとずつご紹介できればと思います!

 

投稿者プロフィール

maharu.s
ライター・編集者。長年ペット関連の編集をする傍ら、女性ファッション誌『BAILA』で執筆した歯列矯正のブログが話題に。歯列矯正をして以来、美容やグルメにも目がない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です